
2月23日の東京3R・3歳新馬戦(ダート1400メートル、16頭立て)は、2番人気のメルシージュテーム(牝3歳、美浦・西田雄一郎厩舎、父ダノンレジェンド)が、最後の直線で力強く抜け出してV。今年の関東圏最後の新馬戦を制した。勝ちタイムは1分27秒4(良)。
大外枠からのスタートだったが、道中は先団を見る形で馬の後ろでしっかりと折り合い、最後の直線ではメンバー最速の末脚を繰り出し1馬身半差をつけた。岩田望来騎手は「すごいいい内容でした。条件はピッタリじゃないかと思います。これを使ってどれぐらい成長してくれるか。もっとパワーアップをして成長に期待したい」と今後に期待。
西田調教師は「ジョッキーがうまく導いてくれました。(調教から)けっこうしっかりと動けていましたし、現状では東京ダート1400メートルが一番かな。まだ幼い部分があるのでこれから成長してくれれば」と笑顔をのぞかせた。