
小倉11R・小倉大賞典・G3・馬トク激走馬=コスモブッドレア
ゴールドシップの産駒は父譲りの豊富なスタミナと機動力を生かし、メイショウタバル(毎日杯、神戸新聞杯)、フェアエールング(小倉牝馬S)、土曜のダイヤモンドSで3着のヴェルミセルなど、中長距離戦で一気に頭角を現す。
本馬も前走・1月の中山2000メートルの初富士S(3勝クラス)、向こう正面でハナを奪い、2着馬との叩き合いを首差で制した。キング騎手は「瞬発力より長く脚を使うタフな馬と聞いて、自分から動いた。ファイトを見せてくれた」と絶賛した。京成杯でダノンデサイル、アーバンシックに次ぐ3着のポテンシャルは伊達ではなかった。荒れてきた小倉の芝、立ち回りの良さが生きる小回りも向きそうなだけに、ここは上位争いの期待。佐々木大輔騎手との初タッグも楽しみな要素だ。