【フェブラリーステークス】「一段上がった」東京巧者を本命に指名…大上賢一郎の見解

コスタノヴァ(カメラ・荒牧 徹)
コスタノヴァ(カメラ・荒牧 徹)

 東京ダート1600メートル。最初のコーナーまでが約640メートルと長く、直線もたっぷり501・6メートル。大箱のワンターン、いかにもビッグレースの舞台にふさわしい正統コース…と決して思ってはいけない。そもそもダートマイルはJRA競馬場で東京だけ。しかもスタート後の約150メートルは芝で、さらに外のほうが芝部分が数十メートル長かったりする。十分にトリッキーであり、特殊技能を必要とするコースという認識が正しい。

 東京5戦5勝、1400メートル2勝、マイルで3勝の巧者コスタノヴァが本命。ゲートが決まらないことがあるが、スタートして、瞬時に前に取りつくことができるダッシュ力を生かし、前めの立ち回りも可能だ。過去10年で1、2、15、16番枠から勝ち馬が出ていないように、極端な内、外枠は避けてほしいと願っていたが、枠なりに運べそうな9番枠なら申し分ない。

根岸ステークスを制したコスタノヴァ
根岸ステークスを制したコスタノヴァ

 東京競馬場で催された前走の根岸Sの予想検討会では「陣営のコメントが少々、心もとない」と狙いを下げてしまったが、中2週の今回は「前走より一段上がった」(太田助手)と頼もしい言葉が出た。キング騎手を背に悠々トップゴールのシーンを思い描いている。馬連(9)―(11)(1)(14)(15)(6)(4)(12)(2)。(大上 賢一郎)

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