【チューリップ賞展望】G1・2着のビップデイジーが中心 素質馬マイエレメントも差はない

チューリップ賞の登録馬。※騎手は想定
チューリップ賞の登録馬。※騎手は想定

 第32回チューリップ賞・G2は3月2日、阪神競馬場の芝1600メートルで行われる。

 3戦2勝のビップデイジー(牝3歳、栗東・松下武士厩舎、父サトノダイヤモンド)は阪神JFで2着。追ってから力強い伸び脚で、坂のある阪神コースでも全く問題はなさそう。出走賞金は十分にあり、あくまでも桜花賞へのひと叩きではあるが、ここで弾みをつけて本番に向かいたい。

 別路線組ではマイエレメント(牝3歳、栗東・福永祐一厩舎、父エピファネイア)に注目したい。予定していたシンザン記念を抽選除外となり、目標を切り替えた。20日の1週前追い切りで機敏な動きをみせており、体調の不安はない。新馬戦の勝ち方が強く、ここで改めて真価を問う。

 紅梅Sを勝ったナムラクララ(牝3歳、栗東・長谷川浩大厩舎、父アドマイヤマーズ)は初のマイル戦となる。半姉ナムラクレアはマイルで勝ち鞍がないが、桜花賞と同じ舞台なだけに結果を出したい。

 スリールミニョン(牝3歳、栗東・高橋康之厩舎、父ミスターメロディ)は阪神JFで外を回って5着まで追い上げた。折り合いが難しいが、脚がたまれば伸びてくる力は持っている。

 そのほか、前走の勝ち方が良かったフェアリーライク(牝3歳、栗東・笹田和秀厩舎、父ゴールドアクター)やラウルベア(牝3歳、栗東・高野友和厩舎、父エピファネイア)も出走権獲得を狙える力がある。

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