【かきつばた記念】ロードフォンスがたたき合い制して重賞初V 横山和生騎手「よくしのいでくれた」初の地方&右回りも問題なし

ロードフォンス
ロードフォンス

◆第27回かきつばた記念・Jpn3(2月24日、名古屋・ダート1500メートル、良)

 ダート競走の体系整備で、昨年から施行時期と条件が替わった2月下旬のグレード別定戦(以前はゴールデンウィークのハンデ戦)は10頭立てで争われ、1番人気で横山和生騎手騎乗のロードフォンス(牡5歳、栗東・安田翔伍厩舎、父ロードカナロア)が好位追走から最後の直線のたたき合いを首差で制し、重賞2度目の挑戦で初タイトルをつかんだ。前走は根岸Sで、前日23日のフェブラリーSを勝ったコスタノヴァの2着だった。22年のデビューから中京と東京でしか走ったことがなかったが、初の地方、右回りでも問題にしなかった。勝ち時計は、1分33秒5。

 2着は勝負どころで内から伸びてきた2番人気のサンライズホーク(ミルコ・デムーロ騎手)、3着は追い込んできた3番人気のペイシャエス(田辺裕信騎手)だった。

  横山和生騎手(ロードフォンス=1着)「よくしのいでくれたのが正直な気持ちです。この馬とは何回かコンビも組んでずっと期待していた馬なので、ここで結果を出せたのはうれしいです。本当に順調にこうやって結果も出してくれてますが、とても難しい馬だと僕は感じていますし、そこは本当に厩舎スタッフ、(安田)翔伍先生とやりとりをして、しっかりここまで来てくれたのは、色んな人の助けもあっての今日の結果だと思います。(初の右回り?)正直、ちょっと乗りづらかったですね。難しい面は多分に感じたんですけど、コンディションの良さでしのぎきってくれたなと思います。メンバーもありましたけど、どっちかというと、今回、右回り、1500メートルっていう条件でどんな競馬できるかなってところをメインに乗っていたので、難しさを感じながらも、こうやって結果を出せたのはとてもうれしく思います。いい枠を引けたと思っていたので、リズム良く、返し馬で感じたリズムを崩さないようにと思いながら乗っていました。寒いなかたくさん集まってくれて、とってもうれしく思います。僕、名古屋競馬は初めてだったんですけど、かっこいいところを見せられてよかったです」

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル