【中山記念】リフレーミング鮫島厩舎ラストデーに間に合った! 陣営「不可能を可能にした」

リフレーミング
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◆第99回中山記念・G2(3月2日、中山競馬場・芝1800メートル=1着馬に大阪杯への優先出走権)=2月24日、栗東トレセン

 昨年の小倉記念(中京・芝2000メートル)を1分56秒5のコースレコードで制したリフレーミング(牡7歳、栗東・鮫島一歩厩舎、父キングヘイロー)が、“奇跡のカムバック”を果たす。天皇賞・秋に出走予定だったが、追い切り前に、右前肢支持靱帯に故障が発生して回避。患部をケアしながら在厩で調整を続け、鮫島厩舎ラストデーに何とか間に合わせた。

 吉田英助手は「診療所からは半年以上かかる症例と言われた。でも獣医さんが、2か月あればもしかしたら(鮫島厩舎の)解散までに間に合うかも、と。不可能を可能にしたね」と笑みを浮かべた。

 故障後は2か月間、運動とプール調教で過ごし、年末から坂路入りを再開。故障前と遜色ない状態まで回復している。「乗り込んでからは時計も出て、先週でいつも通りの状態まで持ってこられた。奇跡のように順調にきている。能力とすれば勝ち負けしてもおかしくないし、厩舎の有終の美を飾りたいね」と同助手は言葉に力をこめた。

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