【チューリップ賞】武豊騎手が河内厩舎のウォーターガーベラと初コンタクト「何とか最後、兄弟子と勝ちたい」

武豊騎手を背に坂路をウォーターアデル(左)と併せ馬で追い切るウォーターガーベラ
武豊騎手を背に坂路をウォーターアデル(左)と併せ馬で追い切るウォーターガーベラ

◆第32回チューリップ賞・G2(3月2日、阪神競馬場・芝1600メートル=3着までに桜花賞への優先出走権)追い切り=2月26日、栗東トレセン

 河内調教師がラスト重賞に送り出すウォーターガーベラ(牝3歳、栗東・河内洋厩舎、父レイデオロ)は、武豊騎手と初コンタクト。坂路でウォーターアデル(3歳未勝利)と併せ、53秒2―12秒2で先着。ラスト1ハロンは鞍上の指示にスムーズに反応し、切れ味鋭い脚を見せた。河内調教師は「いい感じ。上がりも良かったし、非力だがいい状態で出せる」とうなずいた。

 武豊騎手は「初めて乗ったけど、非力かなという印象。これからの馬だと思う」と冷静なジャッジを下したが、「(河内厩舎の)最後に依頼してもらえて、うれしいですね。頑張りたい」と笑顔を見せた。

 生まれた時から身近にいて、背中を追いかけ続けてきた兄弟子の最後の大舞台。「河内厩舎の初勝利(2005年=ミッドナイトトーク)も僕だし、何とか最後、兄弟子と勝ちたいですね」と力を込めた。

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