池江調教師が天国へ旅立ったジャンダルムを追悼 「能力が高いゆえに本質を見極めるのが難しかった」

22年スプリンターズステークスを制したジャンダルム(右は池江泰寿調教師、中は荻野極騎手)
22年スプリンターズステークスを制したジャンダルム(右は池江泰寿調教師、中は荻野極騎手)

 池江調教師が現役時代に手がけ、2022年のスプリンターズSを勝ったジャンダルム(牡10歳、父キトゥンズジョイ)の早すぎる死を悼んだ。

 同馬は2月24日に死んでいたことが25日に発表されていた。現役時代は2歳時にデイリー杯2歳Sを制し、ホープフルSで2着に入るなど中距離でも結果を出してきたが、年を重ねるごとに母ビリーヴも活躍した6ハロン戦で活躍。7歳時のスプリンターズSで遅咲きの花を咲かせた。「能力が高いゆえに本質を見極めるのが難しかった。遠回りさせてしまって、申し訳ないなという気持ちです」と口にした。2023年から種牡馬入りしたが、遺されたのは3世代と少ない。「活躍馬を出して、ビリーヴからジャンダルムへとつながった血を残すことが、ジャンダルムに対する手向けになると思っています」と言葉に力を込めていた。

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