スプリンターズSでG1初制覇のジャンダルムが引退 アロースタッドで種牡馬入り 母は名牝ビリーヴ

スプリンターズSを制したジャンダルム
スプリンターズSを制したジャンダルム

 今年のスプリンターズS・G1を制したジャンダルム(牡7歳、栗東・池江泰寿厩舎、父キトゥンズジョイ)の現役引退が12月15日、オーナーサイドのノースヒルズから発表された。今後は北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬入りする。

 母が2003年の最優秀4歳以上牝馬に選出されたビリーヴという良血で、2歳時はデイリー杯2歳S・G2で重賞初制覇を果たしたあとに臨んだ2000メートルのホープフルS・G1で2着に好走。6歳春から1200メートルを使われるようになり、3月のオーシャンSでスプリント重賞V。スプリンターズSで母子制覇を成し遂げた。前走の香港スプリント・G1の12着がラストランとなった。

 ノースヒルズ・前田洋志ディレクター「2歳から7歳までトップレベルで長く活躍し、母譲りのスピードで活躍してくれました。雄大な馬格と血統に裏付けされたスピードは産駒にも伝えられると思います。ノースヒルズグループも全面的にバックアップする予定です」

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