
こんにちは、山本です。今日も栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪
さて、先週末からの連休中は沖縄からやって来た方の「おもてなし」に結構、どっぷりと付き合っていました。とはいえ、基本は先輩が組んでくれた行程に乗っかって、目いっぱい飲んで、たまにワイワイ盛り上げるという「にぎやかし」。結局、楽しんでいただけの気がする…。
その中で赤い鳥居がずらりと並ぶ千本鳥居で有名な京都府の伏見稲荷に行ったんですけどね、実はここに来るのって10年以上ぶりなんです。確かに当時に比べると、日本語じゃない会話が飛び交い、神社の周りの観光地化がめっちゃ進んでいた気がするけど、10年以上も来てないとはねぇ。ワタクシは遅れたんですけど、この前には平等院鳳凰堂を訪れていたらしいけど、ここも10年以上は行ってないと思う…。
関西以外の方は「もったいない」と思われるかもしれませんが、以前も書いたんだけど、中途半端に近い方が、むしろ足を運ばないんですよ。けど、いつでも行けるさの気持ちで行き着いた先が「10年以上ぶり」ですわ。関西にやって来てから約30年。あと30年も生きれないと思うし、もうちょっと休日を有効利用と思った今回の「おもてなし」でした。
ということで、1年の半分くらいを過ごしているであろう栗東から、そろそろ本題へ。
まずは須貝厩舎。小倉で未勝利を勝ち上がったホウオウタイタン(牝、父キズナ)は少し間隔を空け、フローラSへ向かいます。「距離を延ばしても、いい内容だったと思う」と須貝調教師。しっかりと態勢を整え、トライアル一発勝負に臨みます。あと、POGで注目を集めるジェゼロ(牡、父サートゥルナーリア)は今日、栗東に戻ってくる予定。当然、動きなどを見ながらになりますが、大寒桜賞を視野に調整されます。
続いては友道厩舎。当社HPでも更新されていたように、朝日杯FS勝ち馬のアドマイヤズーム(牡、父モーリス)が来週にも栗東に戻ってくることになりました。今後は予定通り、川田JとのコンビでNZTから始動し、NHKマイルCを目指すプラン。1か月以上も前に帰ってきますが、しっかりと乗り込んで、態勢を整えていくと思います。あと、ヒヤシンスSで6着だったダノンフィーゴ(牡、父Into Mischief)は桜花賞の日に行われる平場の自己条件かバイオレットSを視野に入れているようです。
さて、来週はいよいよ報知杯ウィークです。ワタクシが競馬を知っている限りでは恐らく初。報知杯FRが「お引っ越し」で土曜日に移り、報知杯弥生賞と同じ週での施行となります。ぶっちゃけ、うちの競馬担当の皆さんは1週間を通して、紙面を盛り上げたりしないといけないわけで、なかなかの仕事量です。まぁ、G1シリーズ前のウォーミングアップと思って、頑張るしかありません。
まぁ、本番とリンクするイメージがわくのは、関西でないのが残念ですが、日曜日の報知杯弥生賞ですかね。今年は前にも書いたように横綱のクロワデュノール(牡、父キタサンブラック)こそ不在ですが、G1で上位にきた馬たちが結構出走を予定しており、面白そうだなと思います。
今日は朝日杯FS2着馬のミュージアムマイル(牡、父リオンディーズ)、ホープフルS4着&若駒S1着のジュタ(牡、父ドゥラメンテ)などが1週前追い切りを行いましたが、個人的には杉山晴厩舎のナグルファル(牡、父エピファネイア)が気になっていました。何せ、年明けの紙面でのクラシック対談で「ダービー馬候補」として取り上げたぐらいですからね。
この日は新たにコンビを組む川田Jが騎乗。時計自体は目立つものではなく、予定より少し時計は遅くなったのですが、最初のキャンターへ下ろすときにバランスを崩し、かかり気味になりながらも、何とか整え、向こう正面ではゆったりとした走りができていたようです。「結果的にナグルファルにとってはメリハリの利いた調教になったのではないでしょうか」と杉山晴調教師は評価します。正直、まだ気性面の危うさなどを抱えている現状ですが、ポテンシャルはかなりのモノだと感じています。皐月賞に駒を進めてほしい一頭です。
あと、報知杯FRに出走を予定するトワイライトシティ(牝、父エピファネイア)も感触がよかったなぁ。こちらは、また後日お伝えします。
今日はここまで、また明日です。ではでは