
◆第99回中山記念・G2(3月2日、中山競馬場・芝1800メートル)追い切り=2月26日、美浦トレセン
昨年のスプリングS、毎日王冠と1800メートルの重賞を連勝中のシックスペンス(牡4歳、美浦・国枝栄厩舎、父キズナ)は、Wコースで5ハロン65秒5―11秒2の好タイムをマーク。サトノトルネード(5歳2勝クラス)を3馬身追走すると、馬なりのまま内から1馬身先着した。最後の伸びは軽快そのもので、5か月ぶりの実戦でも不安を感じさせない。
昨年のマイルCSを蹄のケガで回避しており、今回が復帰戦。当初は負担の少ない坂路で追い切る予定だったが、状態が回復したことでコースでの追い切りとなった。国枝調教師は「爪の不安はないし、しっかり走らせようと思った。体は多少余裕があるけど、成長分もある。前回くらいの状態にはあるね」と手応えを口にした。