【すばるS】実力馬セキフウがブリンカーと距離短縮で一変の予感 武幸調教師「普通に頑張れば勝負できる」

セキフウ
セキフウ

◆すばるS(4歳上オープン、リステッド、1月7日、中京・ダート1400メートル)=1月6日、栗東トレセン

 セキフウ(牡4歳、栗東・武幸四郎厩舎、父ヘニーヒューズ)が大きな変わり身をもくろんでいる。レース前日のこの日は、CWコースでキャンター。「体重は増えているけど、太い感じはしません」と武幸調教師は予定通りを強調した。

 2歳秋に交流G2の兵庫ジュニアグランプリで重賞初制覇。3歳時は中東転戦(サウジダービー2着、UAEダービー8着)と韓国(コリアカップ3着)と海外遠征を経験した。国内復帰戦となった前走の武蔵野S(東京)は12着。トレーナーによると、直線は自分から競馬をやめる気の悪さを出しての大敗で、。レース直後には、当時の鞍上のMデムーロからブリンカー着用を進言されたという。今回のレースで韓国遠征以来2戦ぶりにコンビを組む藤岡康が手綱を執った昨年12月27日の追い切りで5ハロン65秒2―11秒6で併走相手に先着。「ブリンカーの効果はあった」と変身を見込む。「普通に頑張ってくれば、勝負できる力はある」と話す通り、実績はここでは上位だ。

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