【東海S】屈腱炎から復活したハギノアレグリアスがさらなる高みへ 四位調教師「大きな舞台で走ってほしい馬」

ハギノアレグリアス
ハギノアレグリアス

◆東海S・G2(1月22日、中京ダート1800メートル)=1月21日、栗東トレセン

 ハギノアレグリアス(牡6歳、栗東・四位洋文厩舎、父キズナ)が飛躍の時を迎える。レース前日の最終調整は坂路でのキャンター。脚取りは軽快で、馬体にも張りが感じられた。「年齢の割に若々しいね。やんちゃな面はあるけど、走る馬にはよくあること」と、四位調教師は笑顔を見せた。

 前走は初の重賞挑戦で2着と好走したが、勝負どころで前が詰まる場面があって、仕掛けが遅れた。「負けてしまったが、内容はあった。中京では勝っているし、左回りでも右回りでも関係ない」とトレーナーは能力に自信を持つ。明けて6歳を迎えたが、過去に2度の長期休養を挟んだため、今回がキャリア11戦目と伸びしろは大きい。「いずれは大きな舞台で走ってほしい馬だからね」と将来も見据える指揮官。コンビを組む川田とは3戦して2勝、2着1回と好相性を誇る。初の重賞Vを手にして、今年のダート路線の主役を狙う。

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