【スプリングS】血統馬のアイスグリーンは10着同着  西村淳也騎手「馬場が悪くノメるところがあった」

血統馬のアイスグリーンは10着同着だった
血統馬のアイスグリーンは10着同着だった

◆第72回スプリングS(3月19日、中山競馬場・芝1800メートル=重)

 1~3着馬に皐月賞・G1(4月16日、中山競馬場・芝2000メートル)の優先出走権が与えられるトライアルは3歳牡馬16頭によって争われ、横山武史騎手騎乗で単勝1番人気だったベラジオオペラ(栗東・上村洋行厩舎、父ロードカナロア)が無傷の3連勝。上村厩舎は開業5年目でうれしいJRA重賞初制覇となった。勝ち時計は1分48秒9。

 2着に3番人気で同じく無敗だったホウオウビスケッツ(横山和騎手)が入り、横山兄弟によるワンツー決着となった。3着は8番人気のメタルスピード(津村騎手)。この3頭が皐月賞の優先出走権を獲得した。

 菅原明良騎手(シルトホルン=9着)「前に行ったが少し力みがあった。もう少し折り合って運びたかったです」

 西村淳也騎手(アイスグリーン=10着同着)「雰囲気は良かったですし、勝ち馬の後ろで落ち着いて運ぶことができた。ただ馬場が悪くノメるところがあった」

 柴田善臣騎手(シーウィザード=10着同着)「返し馬も輪乗りもうまくもってこれたが、ゲートで待たされている内に力んで後ろに下がってしまった。これからそういう面がひとつずつ改善していけば」

 吉田豊騎手(ウィステリアリヴァ=12着)「2回使ってテンションが上がってきていた。最後外からきそうになったが、苦しくなって内にもたれた。まだ3戦目だし、これからですね」

 丹内祐次騎手(トーセンアウローラ=14着)「ずっとテンションが高く、ゲートの中で落ち着けず、力を出せなかった」

 岩田康誠騎手(ハウゼ=15着)「最初に乗った時より気持ちが入っていた。リズム良く運ぼうと思ったが、枠が厳しかった」

 木幡巧也騎手(アヴェッリーノ=16着)「芝の重賞では厳しかったです。ダートの自己条件なら」

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