NHKマイルC・G1を制したシャンパンカラー(牡3歳、美浦・美浦・田中剛厩舎、父ドゥラメンテ)は一夜明けとなる5月8日、美浦トレセンで元気な姿を見せた。
前日7日はレースを終えて19時半頃に美浦トレセンに帰厩。担当する稲葉元博調教助手は「いつものレース後と変わりない気配。競馬の疲れはそれなりにありますが、カイバをしっかり食べているし順調です」と現況を報告した。
9番人気の伏兵扱いで大混戦を制し「レース直後は信じられない気持ちでしたが、周りの人たちから『おめでとう』と祝福を受けているうちに実感が沸いてきました。まだ緩さが残っているのにG1を勝つなんて…。ポテンシャルは相当高い。今年の厩舎初勝利をG1で挙げることができて、一層うれしいです」と心境を口にした。
過去にはショウナンアンセム(19年高松宮記念3着など)を担当した同助手は「緩さが解消されれば、どんな馬になるのか。今後の成長が本当に楽しみです」とさらなる活躍を期待した。