◆第37回セントウルS・G2(9月10日、阪神・芝1200メートル)
ビッグシーザー(牡3歳、栗東・西園正都厩舎、父ビッグアーサー)が初めて古馬に挑む。デビューから全7戦でスプリント戦に使われ、昨年9月の未勝利勝ちからオープン3勝を含む4連勝。初重賞制覇を目指した葵Sでは3着に終わり仕切り直しの一戦でもある。「ここを何とか勝って、スプリンターズSにつなげたいね」と西園正調教師の鼻息も荒い。
デビュー後は栗東・坂路中心の調整だったが、この中間はCWコースも併用。2週前の24日には全弟で小倉2歳Sで4着だったビッグドリーム(2歳オープン)と併せ馬。稍重のCWコースで6ハロン77秒1の猛時計をマークするなど、十分に負荷をかけられてきた。「あの馬場で77秒台。毎週のように併せ馬をやっているし仕上がりは問題ない」とトレーナー。古馬の壁をクリアできるか注目だ。