【愛チャンピオンS】ディープインパクト産駒オーギュストロダンが古馬撃破で前走惨敗から復活のG1・4勝目

G1・4勝目を挙げたオーギュストロダン(ロイター)
G1・4勝目を挙げたオーギュストロダン(ロイター)

◆愛チャンピオンS・G1(9月9日、レパーズタウン競馬場・芝2000メートル=8頭立て、良馬場)

 英、愛ダービーなどG1を3勝しているディープインパクト産駒で、ライアン・ムーア騎手=英国=が騎乗したオーギュストロダン(牡3歳、愛国・Aオブライエン厩舎)が勝利。G1・4勝目となる復活の白星を手にした。勝ち時計は2分2秒68(良)。

 2番ゲートから好スタートを切ると、道中はインの3番手を追走。楽な手応えのまま直線を向くと逃げたルクセンブルク(牡4歳、Aオブライエン厩舎)をゴール前でとらえ、半馬身差でライバルを退けた。

 7月29日に行われた前走のキングジョージ6世&クイーンエリザベスS・G1(アスコット競馬場・芝2390メートル=10頭立て)はまさかの最下位。レース後の検査結果で異常はなく、不可解な敗戦だったが、6月の英ダービー・G1(エプソム競馬場・芝2410メートル=14頭立て)、7月の愛ダービー・G1(カラ競馬場・芝2400メートル=9頭立て)で連勝した実力を、今回はいかんなく発揮した形だ。

 ディープインパクト産駒の最終世代として活躍を続ける同馬だが、管理するAオブライエン調教師は今シーズン限りでの引退を示唆している。今後のレース選択に注目が集まりそうだ。


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