【スプリンターズS・角田の特注馬】トウシンマカオは近3走を度外視可能! 良馬場で巻き返す

良馬場で期待したいトウシンマカオ
良馬場で期待したいトウシンマカオ

◆第57回スプリンターズS・G1(10月1日、中山・芝1200メートル)

 トウシンマカオ(牡4歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父ビッグアーサー)は昨年の京阪杯勝ち以降で結果を出せていないが、近3走に関しては度外視が可能なレースだ。

 3月の高松宮記念は、陣営が「馬がかわいそうだった」と振り返る程の不良馬場。決して良馬場専用機ではない同馬だが、さすがにあそこまで荒れると力を全く出すことが出来なかった。続いた6月の函館スプリントSは、最内枠で包まれることを避けるために序盤からジョッキーが促してポジションを確保。結果的にそれが裏目になり、しまいで伸びを欠いてしまった。そして、前走のキーンランドCは直線で荒れている内に進路を選択。もし、外に取っていればナムラクレアとも差のない競馬ができたと思わせる手応えだった。

 中山競馬場は雨が続き芝は荒れているが、それでもこの時期らしくタイムは出やすい馬場。今週は晴れ予報が続き週末はぱんぱんの良馬場が望めそうで、願ってもいないコンディションになる。人気落ちの今回は面白い存在だ。

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