◆第16回レパードS・G3(8月4日、新潟競馬場・ダート1800メートル)
アラレタバシルは前走のユニコーンS(京都・ダート1900メートル)はスタートが合わず1コーナーでは13番手。切れ味より持続力で勝負したいタイプだけに苦しい位置取りだった。最後の直線では内からじわじわと脚を使ったものの、離された6着。通常では厳しい戦いになりそうだが、今回は新潟に舞台が替わり、ライバルが前、前の意識が強くなればなるほど、この馬の持ち味であるしぶとさがより生きるとみる。
ダート1800メートル戦は【2200】と連対率10割。昨年11月のもちのき賞(1勝クラス)で2着に敗れたアンモシエラは羽田盃2着、東京ダービー3着と世代上位の力を示しており、2走前の伏竜S(オープン)で頭差及ばなかったテーオーパスワードは海を渡りケンタッキーダービー5着。戦ってきた相手を考えても、面白い存在だ。