山下の日曜注目馬【中京11R・小倉記念】

 【中京11R・小倉記念】真夏のハンデ戦。ここまでの調整過程で、各馬がいかに余力を残しているかも大きなテーマだ。◎ディープモンスターの前走・鳴尾記念は、小倉大賞典を取り消したあとの一戦でもあり、万全の状態ではなかった。それでも勝ち馬からは0秒3差で、5着という結果以上に評価していい。

 ここを目標に早めに帰厩し、先月7日から時計を出し始めると、ひと追いごとに調教の動きが上昇。24日に栗東・CWコースでラスト1ハロン10秒9を計時した。1週前追い切り(1日)は6ハロン79秒5―11秒2。スタンドで直に見ていたが、追ってからの伸び脚にうならされた。状態は間違いなく、近走で一番だろう。リステッドを含むオープンでは3勝。実績からトップハンデは仕方ない。自身は58キロで勝っており、斤量も克服できる。21年の菊花賞5着馬が、待望の重賞初Vを決める。

 コスタボニータの前走は後手を踏み、リズムがよくないまま終わってしまった。牡馬を相手にディセンバーSで好走したことがあり、反撃も。長休明けを叩いたヴェローナシチーも54キロなら圏内。

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