![マディソンガール(カメラ・高橋 由二)](https://hochi.news/images/2025/02/15/20250215-OHT1I51009-L.jpg)
【東京11R・クイーンカップ】◎マディソンガールは昨年9月に予定していたデビュー戦を延期して成長をうながしたことが奏功。仕切り直しとなった11月の初陣では気性的な難しさを見せず、直線は早め先頭で抜け出した2着馬に猛然と詰め寄ると、最後は上がり最速33秒0の豪脚で差し切った。
放牧を挟んで帰厩後の調整は順調そのもの。川田が騎乗した1週前は栗東・CWコースで長め7ハロンからしっかり負荷をかけられながら、ラスト1ハロン11秒6の切れ味で古馬2勝クラスに併入。今週は坂路で52秒2の好時計を馬なりでマークと、力を出せる態勢にある。
牝馬3冠のリバティアイランドの半妹と血統的にも注目度が高い良血。初の長距離輸送さえクリアできれば、姉を超えるキャリア2戦目重賞Vが期待できる。
ショウナンザナドゥはG33着に前走のG1で4着の実績。詰めの甘さは課題だが、これまで戦ってきた相手を考えればここも上位争いに加われる。エンブロイダリーは自在に立ち回れる器用さが強み。引き続き〈2〉《1》《1》着の左回りも好材料だ。