
豪G1・コーフィールドS(10月12日、コーフィールド競馬場・芝2000メートル)に出走予定のスズカデヴィアス(牡8歳、栗東・橋田満厩舎)が3日、滞在中のオーストラリア・ウェリビー競馬場で、初めてコンビを組むマイケル・ディー騎手を背に追い切りを行った。
ポリトラックコースで速歩からハッキングで体をほぐした後、芝コース5ハロンからスタート。ラスト2ハロンを馬なりのままでサッと伸ばした。初めて手綱を執ったマイケル・ディー騎手は「厩舎の方の指示通りの内容で、手応え良く、満足できる調教ができました。馬は環境に順応しているようで、リラックスしています。これまでのレースぶりや初めて騎乗した感じから、2000メートル以上の距離は彼に合うと思います」と好感触を明かした。
担当の児玉武大助手は「予定通りの調教内容で、しっかり動けていたと思います。カイバもよく食べ、見た目の体つきも良くなり、ここまではいい感じで来ています。来週火曜日の最終追い切りでは、再度ディー騎手が騎乗して、外国馬と併せる予定です」と今後のプランを語った。