◆チャンピオンズC追い切り(11月30日・栗東トレセン)
大久保調教師と横山典。ハピの調教後に顔を合わせた2人が、笑顔でつくった「OKマーク」が好仕上がりのサインだった。栗東・坂路を単走で52秒9―12秒5。「強すぎず、軽すぎずの追い切りができた。目に見えない疲れを心配したけど問題はなさそうですね」と大久保調教師もうなずいた。
重賞こそ未勝利だが、デビュー7戦すべてで掲示板を確保。ここ2走も古馬相手に2、4着と崩れていない。「古馬との対戦でも対応してくれている。今の(完成していない)状態でもここまで来られているのは大したもの」とトレーナー。未完の大器が、G1の舞台でその才能を開花させる。