◆第167回天皇賞(春)・G1(4月30日、京都競馬場・芝3200メートル)=4月25日、美浦トレセン
日経賞9着からの巻き返しを狙う昨年の菊花賞馬アスクビクターモア(牡4歳、美浦・田村康仁厩舎、父ディープインパクト)は、最終追い切り前日は坂路2本を軽快に駆け上がり調整を終えた。
5か月ぶりだった前走はスタートで後手を踏むなどの影響もあり9着に敗れたが、ひとたたきされ確実に調子を上げてきている。高木助手は、「落ち着いているし、元気もある。馬は確実に上向いています。前走はいかにも休み明けという感じだった。牧場から帰ってくると無邪気にはしゃぎたい感じだけど、1回レースを使うとそういうのがなくなってどっしりしてくる」と変身を伝える。