【京都新聞杯】サトノグランツ重賞初制覇 友道康夫師ダービー連覇狙う「まだまだ良くなる」

5頭がひしめく大接戦を制したサトノグランツ(左)
5頭がひしめく大接戦を制したサトノグランツ(左)

◆第71回京都新聞杯・G2(5月6日、京都競馬場・芝2200メートル、良)

 第71回京都新聞杯(6日、京都・芝2200メートル)は1番人気のサトノグランツ(川田)が接戦を制して重賞初制覇。3連勝で賞金加算に成功し、日本ダービー(28日、東京)出走へ視界が開けた。

 1000メートル通過が63秒8という超スローペースでも折り合いは欠かず。川田に鼓舞されながら、4角5番手で直線に向くと、あとはレースの上がり3ハロンが33秒9の瞬発力比べ。「みんながよく伸びていましたので、そのなかで何とかつかまえてくれと思いながらでした」という鞍上の願いを乗せ、5着まで首、頭、首、首差の接戦を先頭でゴールに飛び込んだ。

 「調教でも動けるようになってきたところ。これからまだまだ良くなる」と話した友道調教師にとって、今年の3歳世代の牡馬で初の重賞勝ち。現役最多3勝を挙げるダービーの舞台で、昨年のドウデュースに続く連覇を狙える可能性が見えた。

 サトノグランツ 父サトノダイヤモンド、母チェリーコレクト(父オラトリオ)。栗東・友道康夫厩舎所属の牡3歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算5戦3勝。総獲得賞金は7315万5000円。重賞初勝利。馬主は里見治氏。

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