藤岡康太騎手の献花台に阪神開場直後からファン途絶えず…涙で別れ惜しむ女性も

死去した藤岡康太騎手を悼み、献花台に合掌する競馬ファン(カメラ・高橋 由二)
死去した藤岡康太騎手を悼み、献花台に合掌する競馬ファン(カメラ・高橋 由二)

 4月10日に亡くなった藤岡康太騎手(享年35歳)を悼む献花台、記帳台が4月13日、JRAの各競馬場に設置され、早すぎる別れを惜しんだ。

 阪神競馬場では2階西コンコースに設置。前夜までに入り口までの通路であるサンライトウォークに4つの花束が置かれていたという。開門した午前8時45分から人の波が途絶えることなく、山口県など遠方から駆けつけたファンや、涙を流す女性ファンも数多く見られた。

 兵庫県の淡路島から訪れた林綾香さん(27)は「本当に亡くなってしまったんだなと思いました。性格が大好きで、『馬のおかげで勝てました』と話しているのをよく聞きましたし、馬のことを大事にしていることが伝わる騎手でした」と涙を流した。また、京都から駆けつけた中山未希さん(32)は献花後に号泣。「信じられません。今日も普通に乗っているんじゃないかな、と思っているぐらい。ナミュールの(昨年の)マイルCSはゴール前で見ていて、乗り替わりで勝ってうれしかったです」と故人をしのんでいた。

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