【京都11R・天保山ステークス】どこからでも入れそうなメンバー構成だが、期待したいのが◎サトノルフィアン。3勝クラスでなかなか勝ち切れない競馬が続いていたが、前走のBSイレブン賞では2着に4馬身差をつける快勝。好スタートから2番手を確保し、直線でも後続の追い出しを待つ余裕があった。文句なしの内容だったと言えよう。
前走後は短期放牧を挟んで、先週12日の栗東・坂路では一番時計タイとなる50秒4―12秒3。ここを目標に仕上がりは良好だ。21日の朝、高橋康調教師は「雰囲気はいいです。前走はタメが利いてしまいも伸びた。これまでは、できなかったことができました」と手応えを感じていた。本格化を告げた今なら、昇級の壁もなさそう。先行策から抜け出しを決める。
ロードアウォードは前走の栗東S(8着)が物足りない内容だが、コンビを組んで4戦4勝の川田に戻り反撃がある。ハチメンロッピは右回りでも結果を残していて、東京専用というわけではない。2走前の2着からも通用の力は示しており、展開ひとつで台頭も。