【中山牝馬S】出遅れ響いた2番人気ミアネーロは8着 津村明秀騎手「ゲート内の体勢がよくなかったです」

8着のミアネーロ(カメラ・荒牧 徹)
8着のミアネーロ(カメラ・荒牧 徹)

◆第43回中山牝馬S・G3(3月8日、中山競馬場・芝1800メートル、良)

 牝馬限定の中距離ハンデ重賞は4歳以上の14頭によって争われ、ミルコ・デムーロ騎手が騎乗した3番人気でハンデ54キロのシランケド(牝4歳、栗東・牧浦充徳厩舎、父デクラレーションオブウォー)が勝利。昨年7月の2勝クラスから3連勝で重賞初制覇を飾った。Mデムーロ騎手は昨年の報知杯弥生賞ディープインパクト記念(コスモキュランダ)以来、112個目のJRAタイトル。07年から19年連続の重賞勝利となった。勝ちタイムは1分47秒1。

 2着は8番人気のホーエリート(戸崎圭太騎手)、3着は1番人気のクリスマスパレード(石川裕紀人騎手)だった。

 菱田裕二騎手(ビヨンドザヴァレー=4着)「いいスタートが切れたし、久々のコーナー4つだったが、力むことなく自在に走ってくれた。内の馬が下がってきて外の進路を選ぶしかなかったが、それでも器用に走ってくれた」

 横山琉人騎手(フィールシンパシー=5着)「クリスマスパレードを見る形のいい位置で運べた。直線は反応してくれたけど、もうひと踏ん張りしてほしかった。馬は頑張ってくれている」

 横山和生騎手(ジューンオレンジ=6着)「今は1800メートルが乗りやすい。イメージした流れと違ったのが誤算。その中でこの馬の脚は使ってくれている。今後の楽しみを感じました」

 杉原誠人騎手(シンティレーション=7着)「残念です。状態は上がっていたし、ゲートの雰囲気も良かったのですが、ゲートを出てからつまずいて思ったより後ろに。内からよく伸びてきて、最後までよく頑張ってくれました」

 津村明秀騎手(ミアネーロ=8着)「ゲートですね。練習では大丈夫ですが、レースになると察知してしまうのかゲート内の体勢がよくなかったです。最後はそれなりに脚使っているのですが、ゲートだけです」

 佐々木大輔騎手(エミュー=9着)「調子が戻ってきているし、だいぶ落ち着いて競馬に臨めている。もともと持っているポテンシャルを出せるようになってきました」

 菅原明良騎手(キミノナハマリア=10着)「内枠がほしかった。馬場が渋ったほうがいいので、もっと雨も降ってほしかった」

 永島まなみ騎手(ペイシャフラワー=11着)「ゲート練習をしてスタートが決まりました。ハンデが51キロだったのでペースを落とさず、上手に走りましたが坂で止まりました。平坦の方がいい」

 藤岡佑介騎手(セキトバイースト=12着)「状態は上がっていたし、前、前でスムーズに運べた。勝負どころのペースの緩急で行き遅れてしまった。もう少し自分から動いてもよかったかもしれません」

 横山武史騎手(コンクシェル=13着)「ペイシャが行きそうで予想した展開。コンスタントに使っている影響からか4角の手応えが今ひとつ。伸び切れなかった」

 北村宏司騎手(ヒップホップソウル=14着)「スタートや稽古の感じから後半勝負と話していた。まずまずの手応えで来られたが、直線でそれが続かなかった」

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