【オークス】ハーパーが重賞勝ちの実績ある東京で魅せる 陣営「いい状態でレースに出走できる」

実績ある東京でG1初制覇を狙うハーパー(カメラ・高橋 由二)
実績ある東京でG1初制覇を狙うハーパー(カメラ・高橋 由二)

◆第84回オークス・G1(5月21日、東京競馬場・芝2400メートル)=5月16日、栗東トレセン

 ハーパー(牝3歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)は全休明けのこの日、CWコースを4ハロン62秒8―14秒8で軽く流して、明日の最終追い切りに備えた。大江助手は「放牧から戻ってきたあとも順調に乗り込めています。いい状態でレースに出走できそう」と明るい表情を浮かべる。

 桜花賞ではエンジンのかかりが遅くなって4着だったが、今回はクイーンCを勝った広い東京コースと条件は好転する。「この馬のポテンシャルを発揮しやすいのは、今回の舞台だと思います。メンタル面が安定してきましたし、2400メートルは問題ないと思います」と同助手も手応え。長くいい脚を使える強みを武器に、G1制覇を狙う。

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