
◆第62回報知杯弥生賞ディープインパクト記念・G2(3月9日、中山・芝2000メートル=3着馬までに皐月賞の優先出走権)=3月4日、栗東トレセン
レディネス(牡3歳、栗東・昆貢厩舎、父スワーヴリチャード)が格上挑戦で金星を狙う。2月8日にデビュー戦を勝ったばかりで1戦1勝で迎える重賞初挑戦。「強いメンバーですし、キャリアも浅いですが、ポテンシャルさえ発揮すれば勝っても驚かない」と昆助手は怪気炎をあげた。
「能力がないとできない。普通の馬なら勝てない」と同助手が振り返ったデビュー戦は、新馬戦らしく1000メートル通過が61秒9のゆったりとした流れ。4角10番手の後方から次位に0秒5差つけるメンバー最速の33秒7の末脚で差し切った。「久々にワクワクする馬が出てきた」と同助手は手応えをにじませた。