新規開業の浅利英明調教師が師匠の教えを胸にスタート 厩舎ロゴには隠れたこだわりも

浅利英明調教師は赤と黒の厩舎カラーのロゴをアピール(カメラ・坂本 達洋)
浅利英明調教師は赤と黒の厩舎カラーのロゴをアピール(カメラ・坂本 達洋)

 3月5日に新規開業した浅利英明調教師(39)=美浦=は、師匠の教えを大切にして第一歩を踏み出した。開業2日目の6日も精力的に調教を行い、「しっかりと準備をしてきたので、スムーズに仕事ができています」と充実感を漂わせた。

 技術調教師として学んだ昨年1年間は、牧場や栗東・森秀行厩舎で研修したが、主に助手として長年仕えてきた加藤征弘調教師(59)=美浦=のもとで多くを過ごしてきた。「いろんなところに行って完成されたものを見ても、そこに至るまでの過程を見られないので、加藤征厩舎のやり方を深く知ろうと師事してきました」と、昨秋頃からは師匠と一緒になって調教の組み方やレース、騎手の選択などを勉強したという。

 厩舎カラーは加藤征厩舎譲りの赤と、「個人的に好きな」黒という。その厩舎カラーで馬をあしらった厩舎ロゴは、たてがみの部分が「Asari」と読めるようになっている。厩舎の初出走は来週以降の予定だが、まずは順調なスタートを切った。

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