8月24、25日に札幌競馬場で行われるワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)に初参戦するフランス人女性騎手のミカエル・ミシェル騎手(24)が23日、札幌競馬場を訪れた。日本人記者の取材に対応したフランス人は、JRAで活躍する女性騎手の藤田菜七子を称賛した。
ミシェルはこの日の早朝から調教に参加。WASJ第3戦(25日)で騎乗するスワーヴアラミスにまたがった。その後、同じフランス人でJRAに所属するクリストフ・ルメールの案内により、競馬場内の施設をまわった。「月曜日(19日)に日本に着きました。東京に3日間滞在して、昨夜札幌入りしました。日本は初めてで、東京では銀座、渋谷、表参道、原宿などに行きました」と東京観光を振り返ったミシェル。中でも最も印象的だったのは浅草寺だったという。
同じ女性騎手の藤田菜七子について聞かれると、「菜七子さんは素晴らしいですね。日本ですごい有名人。乗り方もスムーズ」と好印象を抱いているようだった。日頃から世界中の女性騎手はチェックしており、菜七子についてもスウェーデンでの国際招待競走や、英国のシャーガーCなどの騎乗を映像でチェックしていたという。
日本で初めてレースに参加する美人騎手は「リサ(オールプレス)は大きなレースをニュージーランドなどで勝ちました。会えたらすごくうれしい。日本と英国と豪州と米国も女性が大きなレースを乗れる。フランスではまだ。大きなレースに乗りたい」と意欲を見せていた。