【阪急杯】5戦4勝のフォーチュンタイムは坂路で時計以上の伸び 吉岡調教師「状態に関しては言うことがない」

併せ馬で追い切るフォーチュンタイム(手前)
併せ馬で追い切るフォーチュンタイム(手前)

◆第69回阪急杯・G3(2月22日、京都競馬場・芝1400メートル=1着馬に高松宮記念への優先出走権)追い切り=2月19日、栗東トレセン

 デビュー以来、5戦4勝、2着1回と抜群の安定感を誇るフォーチュンタイム(牡4歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父グレーターロンドン)は、岩田望来騎手を背に坂路でジャスティンライズ(4歳1勝クラス)を3馬身半追走。55秒6―13秒3と時計は目立たないが、迫力ある走りで加速し併入でまとめた。

 吉岡調教師は「1頭前にリードホースを置いてやりました。馬の後ろでしっかりたまっている感じがありましたし、並んでからは非常に強い前進気勢。気も充実しています。前に出てもリズム良く走れていて、状態に関しては言うことがないですね」と合格点を与えた。

 前走は初の1400メートルの流れにも難なく対応。外から力強く抜け出す完勝だった。「1600メートルを使っていくなかで、短距離色が強くなってきました。ムーア騎手も『1400メートルがベスト』と。重賞でも通用する能力はあります」とトレーナーは重賞初挑戦Vへ手応え十分だ。

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