
阪神11R・チューリップ賞・G2・馬トク激走馬=ウォーターガーベラ
河内調教師がラスト重賞に送り出すレイデオロ産駒は、弟弟子にあたるレジェンド・武豊騎手と初タッグ。直前は栗東・坂路の併せ馬で、鞍上の指示にスムーズに反応し、53秒2―12秒2のタイムで先着した。師は「いい感じ。上がりも良かった。非力だがいい状態で出せる」と納得の表情だった。
今回がデビュー7戦目。在厩で仕上げられているが、調子落ちは感じられない。東京新聞杯は兄のウォーターリヒトが劇的なVを飾ったが、成長途上のこの馬もシンザン記念で大外枠から3着したように、地力自体は高い。土曜の阪神でコラボV(ホウショウマリス)を決めたコンビの、有終の一発に期待。