
3月2日の小倉7R・4歳上1勝クラス(芝・1200メートル=17頭立て、ウインアステロイドは出走取消)で単勝14番人気のパクスロマーナ(牝5歳、栗東・藤沢則雄厩舎、父ネロ)が2番手から抜け出して1着となった。今月4日付けで引退する藤沢調教師に贈る、見事な勝利だった。
川須騎手は「びっくりしました。初めて乗りましたが、前走もぎりぎりまで踏ん張っていて、返し馬の感触もすごく良かったです。終始いい展開になり、最後も馬場のいいところに持ち出せました。藤沢先生の引退で勝ち切ってくれて、馬も先生のために死力を尽くして頑張ってくれたのかなと思います。勝てて良かったです」と笑顔だった。
なお、藤沢調教師は阪神競馬場に臨場しており、阪神9レースのプリマヴィータが最後の出走となる。