
中山11R・中山記念・G2・馬トク激走馬=エコロヴァルツ
今回と同じ舞台で行われた前走のディセンバーSの勝ちっぷりが絶品。古馬との初対戦だったが、3番手の正攻法から、楽な手応えで4コーナーを回り、2着ジューンオレンジに0秒2差。勝ち時計の1分45秒2も超優秀で、着差以上の余力を感じさせた。牧浦調教師は「これまでは(レースで)後ろに行ったり前に行ったりしたけど、(マーカンド騎手が)先入観なく乗ってくれた。賞金加算が目標だったので良かった」とコメントした。
前走後は1月29日に外厩・チャンピオンヒルズから帰厩し、坂路を中心に時計9本。完全に充実期に入ったといえる動きを披露した。芝のAコースは1回開催で使用されていない内めがいかにも走りやすそうで、4番は絶好の枠。先行力と、脚長で推進力ある体型を生かした決め脚で前走の再現を描く。