【チューリップ賞】1番人気の阪神JF2着馬 ビップデイジーは3着 幸英明騎手「道中で力んだぶんの負けですね」

幸英明騎手騎乗のビップデイジーは3着(カメラ・高橋 由二)
幸英明騎手騎乗のビップデイジーは3着(カメラ・高橋 由二)

◆第32回チューリップ賞・G2(3月2日、阪神競馬場・芝1600メートル=3着馬までに桜花賞への優先出走権、良)

 今週からリニューアルオープンした「シン・阪神競馬場」での桜花賞トライアルに3歳牝馬14頭が出走し、単勝1番人気で幸英明騎手が騎乗したビップデイジー(栗東・松下武士厩舎、父サトノダイヤモンド)は、3着だった。同馬は2017年の東京新聞杯を制したブラックスピネルのめいで新馬戦、紫菊賞とデビュー2連勝。G1初挑戦の阪神JFは8番人気だったが、直線で鋭く伸びて2着になっていた。3か月の休養を挟み、今回が今年初戦だった。

 単勝9番人気で酒井学騎手が騎乗したクリノメイ(栗東・須貝尚介厩舎、父オルフェーヴル)が1着で、勝ち時計は1分34秒0。7番人気のウォーターガーベラ(武豊騎手)が2着。3着までが桜花賞・G1(4月13日・阪神競馬場、芝1600メートル)への優先出走権を獲得した。

 幸英明騎手(ビップデイジー=3着)「理想は前に壁をつくる形でしたが、外から来る馬がいなくて道中で力んだぶんの負けですね」

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