第88回日本ダービー・G1(5月30日、東京・芝2400メートル)で重賞連勝を狙うシャフリヤール(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎、父ディープインパクト)が5月23日、滋賀県・栗東トレーニングセンターのCWコースで調教を行った。
ゆったりと流すようなキャンターだったが、身のこなしは軽快。その後にはゲートに向かった。全兄に皐月賞馬のアルアインを持ち、毎日杯で1分43秒9というレコードVを演じたことで注目を集めている。
「(気配は)いいよ。前走後は成長がほしかったし、上り調子で持っていきたかった。まだ、ひ弱なところがあるので、成長曲線を阻害しないような感じでやってきました」と藤原英昭調教師は説明。ここ目標に仕上げてきた良血馬で、10年のエイシンフラッシュ以来となる2勝目を狙う。