【ジャパンC】ドウデュースを破ったシムカミルが内に闘志を秘める 陣営「午後は真の競走馬になる」

東京競馬場で調整を続けるシムカミル(カメラ・池内 雅彦)
東京競馬場で調整を続けるシムカミル(カメラ・池内 雅彦)

◆第42回ジャパンC・G1(11月27日、東京競馬場・芝2400メートル)=11月21日、東京競馬場

 前走のニエル賞で今年の日本ダービー馬ドウデュースを破って勝利したフランスのシムカミル(牡3歳、ステファン・ワッテル厩舎、父タマユズ)が、同じくフランスから参戦するオネストとともにダートコースで調整。軽めのキャンターで、ゆったりと約半周して、落ち着いた雰囲気だった。ファンタン厩務員は「とてもいい状態です。非常にキャンターをしている時の状態が良かったし、前向きで神経質なところはない」と、うなずいた。

 11月24日にはワッテル調教師が駆けつけて、グレゴリー・ブノワ騎手=フランス=が手綱を執る予定だ。同厩務員は「性格が一番の強みです。調教の朝は落ち着いているけど、午後は真の競走馬になる。レースモードになります」と、オンとオフがはっきりしている長所をアピールした。

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