【小倉大賞典】ダート6戦5勝馬が初めて芝に挑戦 トップハンデタイも斉藤崇調教師「想定通りです」

芝の重賞にチャレンジするヤマニンウルス
芝の重賞にチャレンジするヤマニンウルス

◆第59回小倉大賞典・G3(2月23日、小倉競馬場・芝1800メートル)

 ダートで6戦5勝のヤマニンウルスが、第59回小倉大賞典・G3(23日、小倉)でデビュー以来、初めて芝に挑戦する。10日のアルデバランS(京都・ダート1900メートル)を、前走からの出走間隔が下位のため無念の除外。斉藤崇調教師は「3月1日に仁川S(阪神・ダート2000メートル)もありますが、前走(2000メートルの名古屋大賞典6着)後にジョッキーも『距離が少し長い』と。今後はマイル~1800メートル路線に行きたいですね」と一番の敗因を指摘し、1800メートルのG3に照準を合わせてきた。

 ハンデはトップタイの58・5キロに決まったが、「ダート馬が芝を使うと軽くなるわけではありませんから。想定通りです」と意に介さない。先週の金曜は芝コースでキャンター調整し「普通に走れていました。具合はいいし、いいもの(能力)を持っています。今の小倉の緩い馬場なら」と期待を寄せる。近親に芝2000メートルのG3を2勝しているヤマニンサルバムがいるジャスタウェイ産駒が、アッと言わせるか。(玉木 宏征)

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