【日経新春杯】ヴェルトライゼンデ、イーガン騎手との初コンビで主役 池江師「まだ伸びしろがありそう」

イーガン騎手を背に坂路にて併せ馬で追い切るヴェルトライゼンデ
イーガン騎手を背に坂路にて併せ馬で追い切るヴェルトライゼンデ

◆第70回日経新春杯・G2(1月15日、中京・芝2200メートル)追い切り=12日、栗東トレセン

 ヴェルトライゼンデ(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ドリームジャーニー)が、得意の中京コースの重賞2勝目に向けて力強い走りを披露した。坂路での最終追い切りはスペクトログラム(4歳1勝クラス)を追走する形でスタートすると、51秒0―12秒2の好時計をマークして、馬なりのまま最後は1馬身先着した。「(イーガンには)最後の1ハロンで並びかけるように指示しましたが、その通りの内容で動き、手応えともに良かったですね」と池江調教師は満足そうに話した。

 手綱を執った新コンビのイーガンも「良いアクションをしていたし、ストロングな走りで体調は良いですね」と、状態に太鼓判を押した。前走のジャパンCは直線の半ばまで前が開かずに厳しい競馬となったが、それでも0秒1差の3着とG1でも通用する力は示した。

 「まだ伸びしろがありそうだし、今年は飛躍の一年にしたいと思っています」とトレーナーは決意表明。59キロでも一枚上の能力でねじ伏せてみせる。

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