
京都11R・京都記念・G2・馬トク激走馬=セイウンハーデス
23年の七夕賞V以降、長期休養明けから2戦目となるシルバーステート産駒。1週前は坂路で50秒4―11秒9を計時し、橋口調教師は「一番時計を出してくれ、という感じでやりました。良く動いていました」と宣言通り、この日の最速タイムを叩き出した。直前は坂路で「馬なりでまとめるような指示」の通り52秒8―11秒9で余裕の併入。確実な上積みを感じさせる走りだった。
イクイノックス、ドウデュースと同じ“最強世代”の6歳馬。右前脚の屈けん炎で1年5か月のブランクがあるが、前走のチャレンジCは4角先頭の積極策から5着に粘り込み、地力の高さを証明した。気性の成長も感じられ、距離の延長も好材料。パワーを要する馬場も合うだけに、ここは順当に上位争い。