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◆アミールトロフィー・G3(2月16日、カタール・アルウクダ競馬場・芝2300メートル)
優勝賞金142万5000ドル(約2億2379万円=JRAの2025年レート1ドル157・0245円で計算)を目指し日本から2年連続で出走のサトノグランツ(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父サトノダイヤモンド)がクリストフ・スミヨン騎手=ベルギー=との初コンビで臨み、2年連続の3着となった。中団から進めて直線で勝負をかけたが、ハナを切って進め、連覇となったレベルスロマンス(ウィリアム・ビュイック騎手)をとらえることはできなかった。
15日にアルライヤン競馬場で行われる予定だったが馬場コンディション不良のため、アルウクダ競馬場に替わり、この日に順延。100メートル短い芝2300メートルで行われた。
サトノグランツはゼッフィーロ(2着)、ノースブリッジ(4着)と日本調教馬3頭で挑んだ昨年は3着。以降は目黒記念で4着、京都大賞典で5着。今年初戦の日経新春杯も5着で、再度、カタールに遠征した。
予備登録しているドバイ国際競走(4月5日、メイダン競馬場)のドバイ・シーマクラシック・G1(芝2410メートル)を視野に入れており、今後の動向に注目が集まる。