【阪神牝馬S・吉村の特注馬】良馬場ならマイルでもイズジョーノキセキの末脚さく裂

イズジョーノキセキ
イズジョーノキセキ

◆第66回阪神牝馬S・G2(4月8日、阪神競馬場・芝1600メートル)

 イズジョーノキセキ(牝6歳、栗東・石坂公一厩舎、父エピファネイア)は前走の有馬記念で4着と好走。年明け初戦は900メートルの短縮となる阪神マイルの牝馬限定重賞で迎える。

 放牧から帰厩後の調整は順調。坂路で徐々にピッチを上げ、3月29日には栗東・CWコースで7ハロン97秒9―11秒8と長めをしっかり追われた。金折助手は「併せた相手が調教駆けするのでつかまえられなかったけど、パワフルさは出ていました。コース追い1本目としては上々」と評価した。

 2021年3月以来となる1600メートルに関しては「広いコースなので競馬はしやすいと思います。要は一瞬の脚を生かせるかどうか。内でためて末脚を爆発させる形が理想。この舞台も成績は悪くないですし、良馬場が前提になりますが、流れひとつでしょう」と同助手は上がりの速い勝負に自信を見せる。今回も道中をロスなく立ち回れれば、直線で馬群を割ってV戦線まで差し込んでくるだろう。(吉村 達)

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