
落馬負傷で戦列を離れている熊沢重文騎手が12月13日、早ければ今週末にもレース復帰することを明かした。2月26日の小倉8R・春麗ジャンプSで落馬して第2頸椎(けいつい)を骨折。医師の許可を得て先週から調教騎乗を再開しており、騎乗馬が見つかり次第、レースへ復帰する。
3か月入院する重傷で医師からは「再起不能」とまで言われたというが、懸命のリハビリを続けてきた。1991年の有馬記念をダイユウサクで制するなど平地と障害でG1を制している37年目のベテラン。「デビュー当時の気持ちに戻ってまた積み上げていきたい」と心待ちにしていた。