
2021年の大阪杯・G1勝ち馬、レイパパレ(牝5歳、栗東・高野友和厩舎、父ディープインパクト)が現役を引退することが12月13日、決まった。馬主であるキャロットクラブが発表した。
香港カップで9着に敗れた後、翌朝の馬体チェックで右前脚のつなぎに腫れが出ていることを確認。クラブの規程により、引退が決まっている6歳春までにいい状態で出走させるのは難しい状況であることを踏まえ、今回の決断に至ったとしている。この日、午後4時に関西空港に到着し、無事に帰国している。
同馬はデビューから連勝を続け、昨年の大阪杯ではコントレイル、グランアレグリアなどがいる強力メンバーの中で4馬身差の圧勝劇を演じたが、その後は一線級で好走を重ねながらも、勝利を手にすることはできなかった。通算成績は15戦6勝(海外2戦0勝含む)。