日曜メインレースの注目激走馬…東京11Rフェブラリーステークス・G1

フェブラリーステークスに出走するテイエムサウスダン(カメラ・荒牧 徹)
フェブラリーステークスに出走するテイエムサウスダン(カメラ・荒牧 徹)

東京11R・フェブラリーステークス・G1・馬トク激走馬=テイエムサウスダン

 昨年の2着馬。外枠からスッと先頭に立ち、ラストはカフェファラオにかわされたが、しぶとい脚で粘り込んだ。今年は連覇中のカフェファラオ、チャンピオンズC制覇のジュンライトボルトがサウジ遠征で、JRA・G1ホース不在の組み合わせだけに、甘く見てはいけない存在だ。

 前走の根岸S(14着)は追い切り段階から、活気を欠き、レースでもインで抜け出しに手間取っている間に戦意喪失。中間、陣営は小さめブリンカーを着用し3頭併せの真ん中で闘魂注入と、手を打ってきた。馬もしっかり応え、狙い通りに気配上昇。「前走が走り切っていない」ため、疲労も全く感じられない。

 脚長で推進力ある体型。連続騎乗のルメールが追い切りで感触をつかんでいるのも好材料だ。前に行く馬がそろうが、隊列が決まれば無理に競り合う必要がなく、昨年同様、この馬が途中から先頭に立つ策があるかもしれない。いずれにせよスムーズにさえ駆ければ地力、実績とも互角以上だけに注意は必要。

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