
4月9日の阪神9R・忘れな草賞(3歳オープン、リステッド、牝馬限定、芝2000メートル、10頭立て)は、2番人気のグランベルナデット(美浦・大竹正博厩舎、父キズナ)が2番手から抜け出して快勝。2022年12月の未勝利戦以来の2勝目を挙げた。勝ちタイムは1分59秒2(良)。
好発を決めて前へ。外から主張してきたミッキーツインクルを行かせ、2馬身ほど離れた2番手で流れに乗った。4コーナーで差を詰め、直線は残り1ハロン手前で先頭。食い下がるミッキーツインクルを1馬身差で退けた。
前走のクイーンCは出遅れが響いて5着に敗れていた。松山弘平騎手は「能力がある馬。今日は厩舎の方がスタートをしっかり出られるように工夫してくださっていて、いいスタートを切ってくれました。道中のリズムも良かったですし、長くいい脚を使って強い競馬をしてくれました」と期待通りの走りに笑顔だった。