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◆第30回青葉賞・G2(4月29日、東京・芝2400メートル、2着までに日本ダービー優先出走権)=4月25日、栗東トレセン
アザレア賞勝ちのサヴォーナ(牡3歳、栗東・中竹和也厩舎、父キズナ)が、2400メートル戦での経験値を生かしてダービー切符を取りに行く。中竹調教師は「だんだんレースセンスが良くなった。(距離は)短いところより長いところ」と手応えを示した。
2400メートル戦は今回で4戦連続。1勝、2着2回と安定しており、距離適性は確かだ。前走は超スローペースの中、向こう正面で位置を上げ、上がり3ハロン33秒5の末脚で2着馬との競り合いを制した。指揮官は「(以前は)前半のエンジンのかかりが遅かったけど、今は器用に動ける」と評価。スタートは課題の一つだが、この中間は入念にゲート練習を重ねており、不安はない状態だ。