◆第84回オークス・G1(5月21日、東京・芝2400メートル)=5月15日、栗東トレセン
未勝利戦、1勝クラスを勝って2戦2勝のミッキーゴージャス(牝3歳、栗東・安田隆行厩舎、父ミッキーロケット)は、11日の1週前追い切り(CWコース)で6ハロン82秒3―11秒3をマーク。併走馬に0秒9差をつけて、大きく先着と動きの良さが目立った。担当の宮久助手は「カイバも前走より食べています。毛づや、体の張りも良くなりました」と成長力に手応えを感じていた。
ここ2戦は渋った馬場状態で連勝したが、「良馬場ならもっと良さが出てくるのではないかなと。調教でゴーサインを出してからの反応もいいので」と同助手は期待する。ならば良馬場の時計勝負も臨むところ。
母は15年のオークス馬ミッキークイーン。「血統的にオークスに出してあげたかった」という秘密兵器が、間に合った大舞台で母娘制覇を目指す。